LESSON / WP LOAD

移行前にWordPressをバックアップする

ローカルのファイルとデータベースを保存し、移行元へ戻せる状態を作ります。

目安 35分 コース進捗 0 / 7

GOAL

このレッスンでできるようになること

  • WordPressの完全なバックアップに必要なものを説明できる
  • ファイルとデータベースを別々に保存できる

WordPressの内容は、ファイルだけでもデータベースだけでも元に戻せません。移行前の時点へ戻れるように、両方を保存します。

WordPressでは2種類のバックアップが必要

移行前には、ファイルとデータベースの両方を戻せる形で保存します。

WordPressのファイルとデータベースを別々に複数世代でバックアップする図
WordPressのファイルとデータベースを別々に複数世代でバックアップする図

WordPressサイトを同じ状態へ戻すには、ファイルとデータベースの両方が必要です。テーマだけ、またはWordPressのエクスポート機能だけでは、サイト全体のバックアップになりません。

  • ファイル:テーマ、プラグイン、アップロード画像、設定ファイル
  • データベース:投稿、固定ページ、ユーザー、メニュー、各種設定

バックアップした時点が大きくずれると、データベースには登録されている画像ファイルが存在しないなど、不整合が起こります。更新を止めて、両方を近い時点で取得します。

バックアップ前に記録する

  • サイトURLと管理画面URL
  • WordPress、PHP、使用中テーマ、主要プラグインの状態
  • バックアップを取得した日時
  • 取得した人と保存場所
  • 復元するときに必要な手順

ファイル名にはサイト名と取得日を含め、どの環境のバックアップか判断できるようにします。認証情報をバックアップと同じ共有フォルダーへ平文で置かないでください。

次の図では、「バックアップ前に記録する」の仕組みや関係を確認できます。

「バックアップ前に記録する」の仕組みや関係を示す図
「バックアップ前に記録する」の仕組みと関係

Localから書き出す

Localのエクスポート機能を使う場合は、サイトのファイルとデータベースを含むZIPを保存します。手動で進める場合は、サイトフォルダーとSQLを書き出して別々に確認します。

次の図では、「Localから書き出す」で行う操作の流れを示しています。

「Localから書き出す」で行う操作の流れを示す図
「Localから書き出す」で行う操作の流れ

取得しただけで完了にしない

圧縮ファイルが作られたことだけでなく、解凍できるか、テーマとアップロード画像が含まれているかを確認します。データベースのSQLファイルも、容量が0ではなく、テーブルの内容があるか確認します。

次の図では、「取得しただけで完了にしない」の仕組みや関係を確認できます。

「取得しただけで完了にしない」の仕組みや関係を示す図
「取得しただけで完了にしない」の仕組みと関係

重要なサイトでは、別の環境へ復元するテストを行います。復元できないバックアップは、障害発生時に初めて問題が分かるためです。

保存場所と世代を管理する

バックアップを移行作業と同じサーバー内だけに置くと、サーバー障害時に同時に失う可能性があります。アクセス制限された別の保存先にも複製します。

最新1件だけを上書きせず、一定数の世代を残します。古い個人情報を含む可能性があるため、保管期限と削除方法も決めてください。

バックアップ完了の確認

  1. ファイルとデータベースを同じ作業単位で取得する
  2. ファイルを解凍し、必要なフォルダーを確認する
  3. SQLファイルの容量と内容を確認する
  4. 取得日時と環境を記録する
  5. 別の安全な保存先へ複製する

CHECK POINT

完了条件