CSSは、HTMLで作った構造に色、文字、余白、配置などの見た目を指定する言語です。どの要素へ、何を、どの値で指定するかを1つずつ読み取ります。
CSSが反映されないときに理由を判断できるよう、セレクターとカスケードの基本まで扱います。
HTMLからCSSを読み込む
同じHTMLでも、CSSを読み込むことで色、余白、枠線、ボタンの見た目が変わります。

css/style.cssを作り、HTMLのheadから読み込みます。パスはindex.htmlを基準に考えます。
<link rel="stylesheet" href="css/style.css">セレクター・プロパティ・値を読む
セレクターは装飾する対象、プロパティは変更する項目、値は具体的な設定です。複数の場所で使う装飾にはクラスを付け、CSSでは先頭に.を書きます。
次の画像は、「セレクター・プロパティ・値を読む」で扱うコードや構成をブラウザで表示した結果です。

.section-title {
color: #1f2937;
font-size: 2rem;
line-height: 1.4;
}タグ名だけのセレクターはページ全体の基本設定に使い、部品の装飾はクラスを中心にします。見た目を変えるためだけにIDを増やさないでください。
継承される指定を理解する
文字色やフォントなど、一部のプロパティは親要素から子要素へ引き継がれます。一方、余白や枠線は通常引き継がれません。
次の図では、「継承される指定を理解する」の仕組みや関係を確認できます。

同じ指定をすべての子要素へ書く前に、親へ指定して継承できないか確認します。
カスケードで採用される指定が決まる
同じ要素へ同じプロパティが複数指定された場合は、重要度、詳細度、記述順などから実際に使う値が決まります。単純に下へ書けば常に勝つわけではありません。
次の図では、「カスケードで採用される指定が決まる」の仕組みや関係を確認できます。

!importantで上書きを続けると、後から変更しにくくなります。DevToolsのStylesで取り消し線になった指定を確認し、セレクターの役割を整理してください。
単位と色を用途に合わせる
px:枠線など固定値として扱いたい長さrem:基本文字サイズを基準にした長さ%:親要素を基準にした割合vw・vh:画面サイズを基準にした長さ- 16進数や
rgb():色の指定
文字サイズを固定しすぎると、ユーザーがブラウザの文字設定を変更したときに読みづらくなります。用途に合わせて相対単位も使います。
次の図では、「単位と色を用途に合わせる」の仕組みや関係を確認できます。

DevToolsで反映結果を確認する
- Elementsで対象要素を選ぶ
- Stylesで適用されたセレクターを確認する
- 取り消されたプロパティがあれば競合元を確認する
- CSSファイルを修正して保存し、再読み込みする