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HTMLとCSSを学習後、案件獲得に向けたロードマップ

HTMLとCSSを学習後、案件獲得に向けたロードマップ

Web制作の副業がここ数年、流行っています。
今回はHTMLとCSSをある程度学習した方に向けて、案件獲得するまでの動きをまとめてみました。

おそらくSNSやブログなどの影響を受けて、Web制作学習を始めた人も多いかと思います。
せっかくならお仕事として成立させたいですよね。

本記事では、なかなか動き出せない方々の背中を押すことを目的としています。
ある程度学習を終えた方に向けた記事です。
それでは始めていきます。

HTMLとCSSを学習後、案件獲得に向けたロードマップ

まず、HTMLとCSSでも副業になります。
案件獲得に向けたロードマップを図にしてみました。

学習からサイト模写までの流れ

営業開始前、自分が何をできるのかある程度武器が必要です。
学習はprogateやドットインストールが入りやすいでしょう。
ある程度理解したら、次はサイト模写がおすすめです。
何を模写したら・・・と悩んだらコチラのブログを紹介しておきます。
ペンギンブログ【コーディング課題】XDからコーディングをしよう【初級編】

他にも模写してみたいサイトを自分で探してみたり、デザインをネットから拾ってコーディングしてみるなど、行ってみると良いです。まず大切なのは、自分のテンションが上がるサイトを選ぶのが良いかと思います。

ポートフォリオ制作

営業前に自分がこれくらい出来ます、とアピールするためにポートフォリオ制作をすることをオススメします。
ポートフォリオの内容は自分について、実績、お問い合わせは最低限あった方が良いです。
模写したサイトに実績を掲載する際は、注意が必要です。実績掲載が許可されたデザインは良いですが、一般公開されているサイトの模写の場合、Basic認証が必要です。これがないと著作権に関わりますので必ず行ってください。

営業をしながら課題を解決

いよいよ営業です。どこで頂くかは次章で解説しますが、やってみると全然案件を頂けないと実感します。
駆け出し時は信頼がないので、まずは数をこなすことです。
数を増やし、課題を考え、提案をブラッシュアップすることを繰り返して行けば、必ず返信は頂けるはずです。
最初は適正価格ではないかもしれませんが、経験だと思って、まずは案件を頂けるよう挑戦する事が大切と思います。

案件はどこで頂くのか

次に、案件をどこで頂くかいくつか挙げていきます。

知人、友人から頂く

自分がサイト制作を始めたことを周囲に連絡し、アプローチしてみると思わぬ所で案件を頂けるかもしれません。SNSに投稿するなど、出来るようなら報告してみましょう。

メリット

  • ある程度失敗が許される
  • 納期を長く取りやすい
  • コミュニケーションしやすい

デメリット

  • 価格を安くしがち
  • 緊張感が薄れる
  • 副業が会社にバレるリスク

クラウドソーシングサイトから探す

こちらはネットでよく耳にするのではないでしょうか。
有名なのは、クラウドワークス・ランサーズ・ココナラなど。
小さな案件〜大きな案件まであり、フリーランスの入り口に最適と思います。

コチラについては、以前紹介した記事に詳しく書いてあります。

お店に飛び込む

こちらはかなり高難度です。
よく行くお店、馴染みのある地域なら比較的交渉しやすいかと思います。
HTML,CSSだけでは物足りない要求が増えてくると予測されますので、お客様は何を求めているか肌感を知ることが出来ると思われます。

また、お店に飛び込むほどの度胸があれば、今後のお客様との商談、Web営業に関しても壁がなくなった感触を覚えると言われています。

案件完遂まで(全力で相手を喜ばせよう)

案件を頂けたら全力で完遂させましょう。
納期を守ること、デザイン通り(ピクセルパーフェクト)である事は大前提です。

つまづく事、実装出来ない事が多いと気づくかも知れません。
少し考えて、自力で調べても分からない場合は、早めに詳しい人に聞いて解決した方が効率が良いです。
案件を頂いたからには、どんな手を使っても完遂させる努力は必要です。
どうしても出来ない部分は、早めにお客様に相談し、直前に困る事が無いようにしましょう。

HTML,CSSだけでは獲得出来る案件が少ない

HTML,CSSで営業まで行うことで、Web制作で稼ぐイメージは最短で掴むことは出来ると思います。
しかし、それだけではスキルが足りていないと気づくのでは。

HTML,CSSだけでは静的コーディングまでしか行えない

HTML,CSSのみですと、静的サイトしか制作出来ません。

静的サイト制作で受けられる案件は、制作会社などからデザインを貰ってホームページのコーディング、LPのコーディングを依頼される案件です。

静的サイトのコーディング案件だけでは案件数が絞られてしまい、競合が多いため、直接エンドクライアントと繋がるためには案件の幅を広げていく必要があります。

WordPressまで使えるようになろう

実際にクラウドソーシングで募集がある案件は、WordPressサイト制作が多いです。
色々な案件を受けられるようにするためにWordPressまで学習しておく事が必要と考えます。

また、お客様との商談が増えていくと、実はwebサイト制作以外のものをご所望されるケースもあります。
(マーケティング、SNS、LINEステップなど)
全て自分で出来る必要はありませんが、どのような事は実現出来て、どのような事は出来ないという知識を広げて、お客様の求めるものに答えられるようスキルや知識を増やしていける事が大切です。

まとめ

今回はHTML,CSSを学んだ後、どのように案件を獲得するか、流れについて解説しました。

学習していると、自分に足りてないものを埋めるためにずっと学習、模写を続けてしまう方が多いと実感します。(自分もそうでした)
しかし、本質はお客様から仕事を頂き、自分を豊かにする為に学習しているはずです。

初めて営業は壁を感じますが、まずは一度体験し、実践から得たものを埋めていけば学習効率は上がるはずです。

今回をロードマップを参考に、ある程度学習したら、案件獲得に向けて動いてみる事をおすすめします。