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『ロードマップ』完全未経験のIT初心者がWeb制作副業20万円を達成するまで。

『ロードマップ』完全未経験のIT初心者がWeb制作副業20万円を達成するまで。
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①Web制作の基礎を学ぶとは?

さて、Web制作の基礎を学ぶということで、少し深掘りをしようと思います。

HTML

HTMLの書き方は暗記する必要はないです。その都度ググって完成させる事ができれば問題ありません。

ただそれぞれのタグが持つ意味は理解しておきましょう。

<head>
 ここに入るものの意味
</head>

<body>
 ここに入るものの意味
</body>

headタグ内がコンピューター側に認識させる範囲、bodyタグ内がユーザー側に認識させる範囲の理解が必要です。

それぞれ様々なプロパティが存在しますので、ホームページ制作する際はこれらを適切に扱える様になりましょう。

<div>
    <p>
        最初は
    <div>と<p>タグで良いです。
        </p>
    </div>
    余裕が出てきたら
    <section></section>
    <article></article>
    <time></time>
    などを使ってみましょう。

CSS・SCSS

ブロックとインラインブロック、インラインの違いを理解しましょう。

flexboxとposition、擬似要素を使える様になりましょう。gridとfloatはひとまず覚えなくて良いです。こちらも暗記ではなくて、ググって正解を導き出せれば問題ありません。

ProgateでSASSコースを受講しましょう。

SCSSを使用する事で、CSSよりも高速で、さらに目視で理解しやすく進める事ができます。

ただし、ここで躓く様であれば、飛ばしてCSSで設計しても全く問題ありません。

私も1件目はCSSで案件をコーディングしました。

リセットCSSは必ず使いましょう。Progateやドットインストールでは教えてくれない内容ですが、絶対に必要です。

jQuery

jQueryを読み込んで、簡単な操作ができる様になりましょう。

よく使用されるのはTOPページの画像が自動でスライドショーされる様な実装ですね。ex.)マクドナルド

ただ、最初のうちは難しいと思うので必須項目ではありません。なので最初はさらっと扱ってみて、感覚を理解します。

クライアントから要望があったとき、余裕がある時に詳しく調べましょう。

Photoshop・XD(デザインツール)

こちらは個人的にSCSSやjQueryよりも重要になってくると思っています。

その理由としては、実際にWebサイトを作る時に『デザインカンプ』という物が必要になって来ます。コーディングの流れとしては、デザインカンプを見ながら、実際にコーディングをしてホームページを制作するという事になります。

なので、デザイナーでは無くてもPhotoshopとXDの最低限の知識がないと、そもそもデザインを確認することもできません。これでは設計図の無いプラモデルを組み立てるのと同じくらい難しいですよね。

Photoshopは月1000円、XDは無料で使えます。

転職サイトで募集要項を見ると「Photoshop、XDの基本的な操作」などと、需要があるスキルです。

もし万が一、Web制作案件を副業で受注できなくても、あなたの市場価値は確実に向上していると考えましょう。コーディングの他にデザインツールを使うのは正直辛いですが、ここを乗り越える事で周りと差別化する事ができます。

転職にも役立ちます

何回か述べましたが、HTML/CSS/jQuery/Photoshop/XDのスキルセットはWeb制作会社にとって需要があります。

Web制作会社だけではなく、例えばマーケティング会社でも上記のスキルセットは歓迎スキルですし、これからの時代はどの会社もITに強い人材を求める事が予想されます。

Web制作を学ぶ上で、JavaScriptやPHPといった様々なプログラミング言語を触る事になります。その中で自分が興味を持った言語を深く学んでいくエンジニアに進んでいく方もおられます。

また、デザイナーなどのクリエイターを目指す方もいれば、上流のPMを目指す方もいます。

今回挙げたスキルセットは、IT業界で必要な基礎スキルであり、求められるスキルです。完璧でなくても問題はなく、半年もあれば最低限出来ると思いますし、性格によっては1年くらいじっくりと進めるのも良いかもしれませんね。

副業と言っても、ただお金が稼げて終わりではなくて、自分のキャリア形成にも役立ちますので、辛い時は自分の為だと思って頑張りましょう。

②案件募集のアンテナを張り巡らすとは?

Web制作を学べる教材として有名なProgateやドットインストールで基本を抑えた方が、次にぶつかる壁が「案件受注」だと思います。

先ほども述べましたが、私はWeb制作を勉強するのであれば、ゴールはお金を稼ぐまでが1セットだと考えています。

なので技術を学ぶのと同じくらいに重要であり、同時進行させる必要がある。と思っています。(実際には自分の使える時間の範囲内にはなります)

私は、独学を進めながら同時に案件を受注しましたが、その初案件受注は『Twitter』経由でした。

そこから継続的にお付き合いさせて頂いており、5万円から10万円。10万円から20万円という風にステップアップしてきた経緯となります。

普段何気なく使用しているSNSも、少し工夫するだけでビジネスに繋がりますので、気に入った方は取り入れてみてください。

もちろん普通の呟きが多いのですが、実はコーディング案件の募集などがリツイートで回ってくる事もあります。

もしくは、Twitterの検索から「コーディング WordPress」などと記入して探してみるのも有効です。

いろいろな媒体をチェックする

もし、私が案件が0の状態ならTwitter意外にも様々な媒体に登録をして、案件募集が無いかをチェックするでしょう。

ちなみに無料のオンラインサロン内でも案件の募集が行われているのを何度も見た事があります。また、ジモティーなどのアプリでホームページ制作の案件を見たこともあります。

思っている以上に案件募集はされているので、それらに応募し続ける事でそのうち案件は獲得できると思いますので、Web制作の勉強が終わった方はそういった行動を始めると良いと思います。

最初はWeb制作会社さんと付き合おう

ホームページの制作依頼を受ける方法は大きく分けて2種類あります。

  • 企業・個人から直受け
  • Web制作会社さんから委託

結論から言うと、実力が無いうちに企業から直受けはちょっと危険なので、Web制作会社さんからの委託をお勧めします。

その理由としては、例えば案件を制作している中で「わからない事」「詰まってしまった事」を聞く事ができないからです。

その場合、たとえ案件を受注できたとしても、納品する事が難しくなるケースがありますので、最初はその分野をカバーできるWeb制作会社さんからお仕事をいただく事が無難です。

さらに、継続的に案件を頂ける可能性が高いのも特徴です。

もし、既にホームページの納品を経験していて、サーバーなどの運用も含めて携わった事があるならあまり問題は無いので、そういった方は企業から直接案件をもらえる方を選択しても良いかなと思います。

クライアントは1つに絞る

フリーランスはリスク分散の観点で取引先を分散させる事が重要と言われていますが、個人的にはその逆で、特に初期段階に限ってはクライアントは1つに絞るべきだと考えています。

取引先を増やすと言う事は、逆に未払いや案件に対応できないキャパオーバーのリスクを増やす可能性があるからです。

副業という限られた時間の観点からも、取引先は1つに絞るべき。もし万が一お仕事が頂けなくなってその月の売り上げが0円でも、本業の給料があればあまり問題はないですよね。

周りを固める事に集中するより、まずは目の前の仕事に精一杯取り組み、信頼を積み上げたほうが関係性も良くなると思います。

③諦めないとは?

最後になりますが、私は人より学習スピードが早かったとか、もともとWeb制作の知識があったとか、そういった事はありません。

いつまでもjQueryが分からなかったし、今だってわからない事は沢山あります。

しかし、それでも結果を残す事が出来たのは『諦めなかった』からだと思います。

「必ず案件を獲得する」という意気込みよりは、「絶対に勉強をやめない」と決めていました。なので、自分の中で案件を獲得するのは時間の問題だった訳です。遅かれ早かれだろうと思っていました。

実際に、しっかり勉強をしてコーディングする事ができれば、お仕事を発注したい企業さんは沢山いるので、一歩でも前に進み続ける事が重要だと思っています。

おわりに

私は、Web制作の独学を始めたのは2019/8月です。

今現在が2020/8月なので、ちょうど1年が経過した事になります。自分にとって、とても変化の大きい年ではありましたが、学習を続けて本当に良かったと思っています。

Web制作を副業で稼ぎたいと思っている人は多くいると思いますし、異業種からIT業界に転職希望の方も沢山いらっしゃると思います。

私はこの1年間で両方を経験する事ができました。

その経験から、これからも沢山の情報を発信して、このブログを見て下さった方の力に少しでもなれれば嬉しいですね。

最後まで見て頂きありがとうございました。

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