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WordPressでよく聞くパーマリンクについて解説【設定方法、注意点まで】

WordPressでよく聞くパーマリンクについて解説【設定方法、注意点まで】

WordPressを使っている方でパーマリンクを設定されていますか。「わからないから適当につけている」「パーマリンクって何?」という人はパーマリンクの決め方や設定方法を勉強することをおすすめします。

なぜなら、パーマリンクはSEO対策として重要だからです。もし、設定しなければ検索順位を上げることが難しくなります。もし、あなたが検索順位を上げたいのであれば適切なパーマリンクを設定する必要があります。

本記事ではWordPressのパーマリンクについて決め方、設定方法、決める際の注意点を解説します。まだ、パーマリンクを知らない人、よくわかっていない人はぜひ参考にしてください。

パーマリンクとは?

Webサイトの最後のスラッシュ(/)の後の文字のことをパーマリンクと言います。例えば、「https://wp-load.in/index」というアドレスがあれば、最後の「index」がパーマリンクです。WordPressで投稿、固定ページの機能を使うと自動で生成されます。

WordPressの初期設定であれば、意味のない数字と記号の羅列になります。パーマリンクが初期設定のままであるとサイトのユーザビリティやSEOの面から悪影響が出ます。そのため、WordPressを使用し始めたらパーマリンクを変更する必要があります。

パーマリンクの決め方

英単語またはローマ字を使う

パーマリンク名をつける際は英単語かローマ字を使うようにすることをおすすめします。例えば、コーヒーについての記事を書いたとします。パーマリンクは「coffee」のように英語にします。

もし、英語が苦手であったり、とても長い英単語の場合はローマ字にしてもかまいません。複数の単語を並べたい場合はハイフンで単語と単語をつなぐと分かりやすいです。例えば、「WordPress リンク」としたい場合は「wordpress-link」という感じです。

ユーザーが理解できるものにする

パーマリンクは見てページの内容や記事の内容が分かりやすいものにすることがおすすめです。ユーザーがURLを見て内容が理解できた方が、他のページでURLのみが表示されていたとしても内容が一目で分かります。

例えば、ブログの記事としてWordPressの使い方についての記事ページのパーマリンクを考えてみましょう。もし、パーマリンクが「wordpress」だけだとWordPressの何か分かりません。「wordpress-how-to-use」とすればWordPressの使い方だと一目で分かります。

ページの内容だけではなく、パーマリンクもユーザーにとって分かりやすくしておくことはSEO対策としても有効です。

シンプルな単語を選ぶ

パーマリンクに使う単語はできるだけシンプルなものがいいです。一般的に使われない難しい英単語を使ってもユーザーが理解できなければ、あまり意味がありません。また、英単語が長すぎるのも良くないです。

どうしても単語が複雑や長くなる場合はローマ字表記や一般的な略語にすることも検討することをおすすめします。

パーマリンクの設定方法

パーマリンクはダッシュボード上で設定することができます。まずは、初期設定の状態から変更します。下記の画像の赤枠①の「設定」→「パーマリンク設定」から設定画面にします。

パーマリンク設定の「共通設定」でデフォルトからカスタム構造を選択します。入力欄には「/%postname%」を入力します。下の選択の中にあるのでそちらから選んでも構いません。これで手動でパーマリンクを設定できます。

次に投稿ページや固定ページでパーマリンクを設定する方法です。

パーマリンクをつけるメリット

SEO対策になる

パーマリンクがSEOに直接的に影響があるのかというと分かりません。そもそも、GoogleがSEOがどんなプログラミングでやっているかは判明していません。しかし、パーマリンクを分かりやすくすることでWebサイトの構造が分かりやすくなります。

パーマリンクを記事にとって分かりやすい文字にすることで、Googleのクローラーが内容を初期設定に比べて、認識しやすくなると考えられます。結果、検索順位が上位になる可能性が高くなります。

URLからページの中身が分かりやすくなる

パーマリンクが初期設定のままで適当につけられていた場合、リンクをみてもページの内容が分かりにくいです。しかし、内容に関連したキーワードを設定することで一目見ただけでページにどんな内容が書かれているかわかります。

ユーザビリティの面から考えるとリンクを見ただけで内容が分かった方がいいと思います。また、自分で管理する際もリンクも分かりやすくすることで管理しやすくなります。

パーマリンクをつける際の注意点

パーマリンクは変更しない

パーマリンクは一度設定したら変更しない方が良いです。なぜなら、パーマリンクが変更されればSEO対策がゼロになります。使用しているドメインのSEO評価がゼロになるため、今までの実績がなくなります。

他のサイトに掲載されていたリンクが無効になるので、せっかく記事を紹介してもらってもページを見てもらえなければ意味がないです。また、外部サイトからの被リンク数はSEOの評価になっていると言われています。

以上の理由から、パーマリンクは最初に設定し、変更しないことをおすすめします。

日本語は使わない

パーマリンクに日本語は使わない方がいいです。日本語でパーマリンクを設定すると、SNSなどでシェアする際に文字が変換されてURLが長くなるため見づらくなったり、404エラーが出る場合があります。そのため、英語やローマ字を使うことをおすすめします。

Webやプログラムを書く際は日本語は誤認識の元になるため、書かないことを推奨します。全角文字は認識されにくいので、英語やローマ字で書くことを癖づけるのが良いでしょう。

まとめ

WordPressのパーマリンクはSEO対策上とても重要な位置づけにあります。適切に決めなければ、せっかくの良い記事や内容も人の目に触れる機会を失うことになります。そのため、パーマリンクの設定はしっかりと勉強する必要があります。

とはいえ、あまり難しく考えず、シンプルに作っていくことが大切です。SEO対策の基本はユーザーにとってわかりやすいことです。最初はわからないことが多いと思いますが、PDCAを回しながらパーマリンクの設定を工夫していくことで、成果に繋がると思います。