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HTMLの種類を知ろう
HTMLとは
HTMLとは、「HYPER TEXT MARKUP LANGUAGE」の略称で、文章に意味を持たせてくれるスクリプト言語です。
HTMLは1989年に開発されました。それからバージョンアップや他言語との合体で別言語を生み出したりと様々な経緯を経て現在でも多くの人が利用しています。
今回は、HTMLの種類およびその種類を決めた団体について紹介いたします。
world wide web consortiumについて
world wide web consortiumとは、WEB技術を標準化をしている団体で、W3Cと呼ばれています。
ブラウザ間の互換性や開発に利用するタグなどを標準化させるために作られました。
この団体が作られる以前は、開発した人によって書き方がバラバラで互換性を保たせるために苦労したそうです。現在は、W3CがいるおかげでWEBサイトがスムーズに運営されています。
HTMLの種類
- HTML1.0/HTML+
- HTML2.0
- HTML3.0/HTML3.2
- HTML4.0/HTML4.01
- HTML5.0
- HTML5.1
- HTML5.2
HTML1.0/HTML+
HTML1.0は、初めて一般的に公開されたHTMLです。
1993年に勧告され、現在では使用されていません。
HTML2.0
HTML2.0は1995年にRFCという文書で規定されました。
現在では使われているサイトはほとんどありませんが、タグはシンプルなものであれば表示することができるそうです。
HTML3.0/HTML3.2
HTML3.0はHTML2.0の代わりにリリースされましたが、結果W3Cには勧告されませんでした。
その代わりHTML3.2は、W3Cによって勧告されています。
ISO 8879という国際規格によれば、HTML3.0はSGMLアプリケーションだそうです。
HTML3.2はSGML宣言と文書型宣言で定義されています。
HTML4.0/HTML4.01
HTML4.0/HTML4.01は1997年から1999年ころに勧告されました。
HTML4.0/HTML4.01はスタンダードなHTMLで、今でもたまに使用されています。
HTML4.0は<!DOCTYPE ・・・>という文言が必須です。
HTML5.0
HTML5.0は2014年10月にW3Cに勧告されました。
HTML4.01の勧告時は、最後の勧告だろうとされていましたが、15年ぶりの改定されたのです。
HTML5.0はHTML4.01と比べ、コードが簡単にかけるようになりました。
メタデータの記述においては以下のように変化しました。
HTML4.01
<meta http-equiv=”Content-Type” content=”text/html; charset=shift_jis”>
※http-equivはマークアップに対応する値、 contentは内容
HTML5.0
<meta charset=”shift_jis”>
HTMLを書く方にとっては効率的になったので便利になったのではないでしょうか。
HTML5.1
HTML5.1は2016年11月1日にW3Cに勧告されました。
HTML5.0から追加されたものとしては、「details」「summary」要素などで、削除した機能としては「labelに対してform属性は無効」「tfoot前にtbodyはおかない」ことです。
細かな点ですが、1部を変更することで様々な影響を与えることになります。
HTML5.2
HTML5.2は2017年12月にW3Cに勧告されました。
HTML5.1から変更されたものとしては、「dialog」要素の追加、コンテンツ セキュリティ ポリシー追加、「keygen」「menu」および「menuitem」要素が削除されたことなどです。
まとめ
いかがでしたか。HTMLの種類について時系列順に紹介いたしました。
これからもHTMLは新たに改定されていくでしょう。