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【2022年】HTML/CSSの学習法とおすすめの本7選!初級〜中・上級別にご紹介!

【2022年】HTML/CSSの学習法とおすすめの本7選!初級〜中・上級別にご紹介!

WebデザイナーなどWeb制作者を目指している方が勉強する「HTML/CSS」は、初心者でも比較的簡単に独学で習得できる言語です。
しかし、インターネットの情報だけでは足りない部分もあります。教科書的な本を1冊用意しておくと、つまずいたときに知識を補完できるので書籍での学習は非常におすすめです。

入門書〜中・上級者向けの本まで種類が豊富で販売されているため、どれを買えばいいか迷うこともあるでしょう。
特に初心者にとって、自分の学習のレベルに応じた本を手に取ることは難しいと思います。

本記事では「HTML・CSS」を習得するためにおすすめの本を紹介しています。
また、選び方や活用法も合わせて解説しておりますので、自分なりの学習方法を見つけてみてください。

HTML・CSSの学習には自分に合う参考書が1冊あると便利

実際の学習になると、エディターを立ち上げてコードを打ち込む作業が大半です。

YouTubeなどで丁寧な解説動画を見ることができたり、参考書のように詳しく解説されたサイトがたくさんあったり、本がなくても最新の情報をいつでも手に入れられる大変便利な時代です。

それでもこの記事で本をご紹介する理由は

  • 断片知識のみならず、系統立てて学習できる
  • 正確な情報を手に入れられる

という点にあります。

インターネットで情報を得る場合、背景として必要な知識が不足していて理解が遅くなるといったケースも多いので、学習を進める際は手元に1冊本を置いておくのが非常におすすめです。

また、インターネット上の情報は偏った場合もあるので、慎重な精査が必要です。

学習をする上で自分に合う本の選び方

本を頼りに学習をする上で大切になってくるのが、本の選び方です。

本を選ぶ基準は以下の4点になります。

  • 自分に合った適切な難易度の本を選ぶ
  • コードと解説の割合が適切な本を選ぶ
  • 一冊で最低1つのWebサイトを作ることができる本を選ぶ
  • CSSが詳しく解説されている本を選ぶ

自分に合った適切な難易度の本を選ぶ

自分に合った最後までやりきれる難易度の本を選ぶことが大切です。

HTMLは比較的覚えやすいものですが、知識の範囲は広くて深いです。
HTMLの全てを網羅したような本で学習しようとすると、自分にとって今必要な知識がどこに書かれているかを調べるのに相当な時間がかかってしまいます。

初学者の方はまずは、「HTML/CSSはどのようなことができるのか」「どうやってWebサイト作り上げていくのか?」について完結に書かれている本で学ぶことをおすすめします。

ある程度HTML/CSSの知識がある方は、本格的に手を動かして学べる本がおすすめです。

また、本を購入する際に悩んだときは、「自分が分かる言葉で説明されている」ということを1つの目安にするといいでしょう。

コードと解説の割合が適切な本を選ぶ

コードとコードについての解説の割合が適切な本を選ぶことをおすすめします。

目安としては5ページほどざっと読んだときに、コードが30~50%書かれてあると良いです。

HTMLはコードを記述することで理解が深まるので、記述するコード量が多い方が自分の学びになります。

また、解説とコードのバランスがしっかりとれた本で学ぶことで学習効率が非常に上がります。

1冊で最低1つのWebページを作ることができる本を選ぶ

1冊の中で1つのWebサイトを作ることを目標とした本を選ぶと学習しやすいです。

Webページ全体の設計を学ぶことができるためです。HTMLではHTMLタグは1つ1つの部品になるため、HTMLタグだけではWebサイトを完成させることはできません。

また、HTMLには文書構造というものがあります。文書構造とは、HTMLタグの並べ方・ブロックのまとめ方を適切に行いましょうというルールです。

特に、SEO対策をする上で文書構造のルールを守らないと上位表示が難しくなってしまいます。

Web制作の全体像を掴むためにも、1冊で1つのWebページを作ることができる本を選ぶことが重要になります。

CSSが解説されている本を選ぶ

HTMLと同時に学習するためにCSSも一緒に解説している本を選びましょう。

CSSはWebページの見た目を整えるための言語です。HTMLだけでは、テキストや画像がただ表示されているだけの状態になります。そこで、CSSを使用して文字や背景に色を付けたり、文章のレイアウトを整えることで美しいデザインが完成します。

基本的には、HTMLとCSSはセットになって記載されていることが多いです。そのため、ほとんどの本はHTMLとCSSは一緒に解説されています。

ただ、中にはHTMLのみしか解説していない本があるので、購入する前に目次を確認してCSSについて記載があるか確認することをおすすめします。

HTML・CSS学習で役に立つおすすめ本7選

今の自分の理解度に合わせて、本を選んでみてください。

【初心者向け3選】HTML/CSSをこれから学習する人におすすめ

1冊で全て身につく HTML&CSSとWebデザイン入門講座

HTML/CSSの基礎的な知識を学びながら、現役プロの手法を学びたいという方におススメです。

Webサイトの仕組みから学ぶことができて、基本構造をしっかりと理解することができます。

また、現役のデザイナーの考え方や注意点などがちりばめられており、Webサイトデザインの教科書として非常に良質です。

現在は主流となっているレスポンシブデザインのWebサイトの作り方、その際の注意点、また2カラムのWebサイトやタイル型のWebサイトの作り方も網羅しており、非常に細かい部分まで学習できる本です。

自分のWebサイトを外部に宣伝するための方法など、コーディングやデザイン以外の部分もしっかりと抑えられていて、この一冊があればHTML/CSSの学習で困ることはないと言っても過言ではないでしょう。

初心者から中級者以上の幅広い方へおすすめです。

本書の詳しいレビューはこちら

スラスラ分かるHTML&CSSのきほん

基本的な部分の解説、説明を重要視した、初心者に向けたつくりになっている学習本です。

サイトの素材はインターネットにアップロードされており、それと同じサイトを0から作成、構築していくという本になっています。

題名にあるとおり、とても読みやすく、全くのプログラム初心者でも読み進めていくことができる難易度なのが長所です。

また、サイト用のコードはコピー&ペーストができるため、分からずに詰まってしまっても「とりあえず」で進めることもできます。

全くの初心者で自信がない、なるべく簡単な内容の本がいい、という方におススメの学習本です。

HTML5&CSS3しっかり入門教室: ゼロからよくわかる、使える力が身につく。

HTMLとは何か? CSSとは何か? から丁寧に解説してくれる学習本です。

図解を多く用いていてページ内が見やすく、カラフルで読み進めやすい本です。そもそものWebパージ、Webサイトの作り方を体系的に流れで学べるため「ここをこうしたからこうなって、次に繋げるにはこうするのがいい」という物事を学ぶことができます。

初心者、初学者に向いている本です。

完成品としての目標が最初に示されており、実際に最後まで読み進めていれば自然とそのWebサイトが出来上がります。

そのWebサイトを元に、自分のWebサイトを作ることもできるため、非常にお得な本と言えるでしょう。

【中級者向け2選】コードの意味が分かる人におすすめ

デザインの学校 これからはじめるHTML&CSSの本

非常に丁寧な解説が特徴的な学習本です。

プログラム初学者を対象にしているようで、用語の解説などから丁寧に説明をしてくれています。

面白いのがGoogle関連の機能の使い方が細かく説明されているところです。

GoogleMapやGoogleフォントなどの特性を活用したWebサイトデザインは実践的なため、習得してからも役に立つ知識として重宝するでしょう。

また、タイトル通りにデザインに力を入れている本です。人をひきつけるWebサイトとはどのようなデザインをしているのか? 配置は? 構成は? など、細かい知識まで学ぶことができます。

プログラミングとしてのHTML/CSSと、デザイン力を発揮するための実力を同時に身に着けたいという方にお勧めです。

ゲームを作りながら楽しく学べるHTML5+CSS+JavaScriptプログラミング

タイトルの通り簡単なゲームを作りながらHTML/CSSを学べる本です。
JavaScriptも使うためWeb制作の全体を学ぶことができます。
ある程度知識を持った人であればスラスラ理解できますが、今までHTMLを触ったことのない人には難しいかもしれません。

【上級者向け2選】スキルをブラッシュアップしたい人におすすめ

現場のプロが教える WEBデザイン 新スタンダードテクニック37

現場で活用されているテクニックが幅広く載っている本です。

実際に現場で使われているものが掲載されているので、既に現場で活躍されるような方に特におすすめの本です。

知識を習得するためというよりも、辞書のように使ったり、新しいアイデアを得る時にさらっと流し読みしてみるなどの使い方がおすすめです。

CSS設計完全ガイド

CSSを適用するときの指定方法にははっきりとして決まりはありません。

しかし、大規模プロジェクトで複数人が携わる場合は、他人が書いたCSSを読んだり、書き直したりする作業が発生します。

人によって十人十色なCSSの書き方を、世界の頭の良い人たちがある程度のルールを決めて共通の書き方をしようと定めました。

その数ある手法の中から、使用されている割合が高いものに絞って解説してくれているのが本書です。

本書の詳しいレビューはこちら

HTML/CSSの学習における効率的な本の活用法

情報が簡単に手に入る今、すべてを本に頼るのはあまりおすすめできません。
初心者には次の手順で本をうまく学習に取り入れるのがおすすめです。

  • まずは「Progate」学習する
  • 本のコードを書く
  • 本の解説を読む
  • 自分なりにアレンジする

まずは「Progate」で学習する

本で学習する前に、Progateを使って予習すると効率的に学習できます。

Progateは、プログラミングのオンライン学習サイトです。スライドを使ったわかりやすい解説・ブラウザ上でコードを書いて確認ができる環境でインプットとアウトプットを繰り返し行うことができます。

このサービスで勉強することで、Webサイトを作る流れを通じてHTMLの基礎を習得できます。

Progateが終わった状態で本を読めば、今読んでいる部分が全体のどこにあたるのかを理解できます。そのため、本の内容に抵抗が少なくなるため、学習効率が上がります。

ProgateにはHTML/CSSのコースが初級編・中級編・上級編があります。

初級編は無料、中級編と上級編は月額1080円で学習できます。中級編までやることをおすすめします。

公式サイト:https://prog-8.com/

次に本で学ぶ

まずは本のコードを書いてみる

Progateが終わったら、本のコードの記述を始めましょう。Progate終了時点での自分の理解力テストとして本のコードを利用します。

本の解説を読む前にコードを書くことで、Progateの内容を理解できている・できていない部分が明確になります。

本のコードを写す際にわからないところがあったとしても、まずはコードを丸写しします。わからないコードは、コメントアウトで目印をつけるのもおすすめです。

本の解説を読む

本のコードが書けたら該当する部分の解説を読みます。

このとき、理解できていない部分を中心に読みます。

自分が理解できていない部分を中心に読めば、他のところに100%集中する必要がなくなります。

集中する箇所を限定し、脳の負担を減らすことで、本当に必要なところの学習が効率的にできるようになります。

コードを自分なりにアレンジする

コードを7~8割ほど理解出来たら、コードを自分なりにアレンジすることをおすすめします。アレンジすることで、応用力がつきます。結果、理解できていなかった2~3割を補填することができます。

丸写しで終わらずに、「自分のWebページを写したコードで作るなら」という視点を持つことが大切です。

理解が進んできたら模写や自己紹介ページを作る

本1冊の6割程度が理解出来たら、実際のWebページの模写、または自己紹介サイトを作ることをおすすめします。

特に、模写はWebページの全体設計を知る上でも大切なことです。有名なサイトでもHTMLとCSSをだけであれば、簡単に模写できるサイトもあります。

自己紹介サイトを作ることは自分の思ったデザインを実現できるかが確認できます。HTMLの知識を深めるためには有効的です。個人ページのプロフィール欄などを参考にしてもいいと思います。

本を6割理解できたというのは、アウトプットで知識を定着、伸ばす段階です。理解できていないところを繰り返すよりもどんどん手を動かしながら実践していくことがおすすめです。

コーディング練習教材にチャンレンジ!

当サイトでは、コーディング教材を用意しています。

HTML/CSS、jQueryを使用したWebサイトで、解説を見ながら簡単なLPを作ることができます。

興味がある方はチャレンジしてみてください。

まとめ:初心者に最もおすすめの1冊は『1冊で全て身につく HTML&CSSとWebデザイン入門講座』

初心者におすすめの1冊は『1冊で全て身につく HTML&CSSとWebデザイン入門講座』です。

本書のレビュー記事はこちら。

あらゆるサイトで紹介されているので本記事を読む以前に既にご存じだった方も多いかもしれません。
ご自身に合ったレベルの本を選び、Web制作の学習にうまく本を活用していきましょう。